**CAUTION**
呪術廻戦最終話(コミックス30巻)までの内容を含みます。この先はそれを了承のうえでお読みください。
クサカベさあ、あんなに強くて優しかったんなら、もうちょい早くそれ出しといてもらえんかったかな。
渋谷事変の時なんて、最初っから本気出してくれてたら状況変わってたかも知れへんやん。ななみんだって死なずに済んだかも知れんし、悟だってさ。わかってる。わかってるわ、そんなん関係ないって。けどさ、あるじゃん、バタフライエフェクトとかいうやつ。風が吹けば桶屋が儲かるみたいな。何がどう影響するかわからんやろ。
笑ったさ。アンタが純真なパンダだまくらかして渋谷地下でウロウロしてたの見て。アニメの本領発揮ってとこよね。完全にツボをつかれたわ。けどさ、どんな事情があるにせよ、やっぱアカンよ。高専生もみんなボロボロになってがんばってたのに。アンタ、一応先生やろ?
最後の最後に別格の片りんは見せてくれたけど、「帰りてえ」とか言ってんじゃねぇよ。
泣いたさ。アンタの抱えてた事情を知った時には。それでも私は「だったら仕方ないね」とは言えないよ。あの時にはわかってなかったけど、今は知ってるから。アンタが一二を争う1級術師だってことを。
新宿決戦からは、その名に恥じない活躍だったね。まわりの誰もが、一番強い1級術師だって評価してることも初めて明かされたし、遅れて来たスターって感じだったよ。ただ、薄々気づいてるだろうけど、これについてはアンタ完全に当て馬だよね。見たことも聞いたこともない術師を印象付けるための。アンタが気にしてなきゃ別にいいけどさ。
宿儺と対峙した時のアンタはお世辞抜きでかっこよかったもん。あの後『呪術廻戦展』ってのに行ってきたんだけど、剣構えたアンタの原画、スタッフのお兄ちゃんに「あのポスター売ってないですか?」って詰め寄りたくなるほどかっこよかったよ。そうそう、これの元になったやつね。↓

とにかく最後の最後にはシン・陰流当主っていう肩書までついたし、これでがんばらなきゃウソだよね。
新宿決戦の後、まさみち(夜蛾正道)がいなくなった今、大切な妹さんや “甥っ子”くんがどうなったかは知らない。けど、まさみちに恩を感じているなら、五体不満足だらけの生徒たちが残っているなら、やるっきゃないよね。察するに、残っている高専の先生がいるとしても、術師として使いものになる人、いないんじゃない? じゃなきゃ日本の運命がかかっていた渋谷や新宿に姿を見せないなんてあり得ないもん。
私はアンタがこれからの高専を引っ張っていく人だと思ってるよ。まさみちの後を引き継ぐの、アンタしかいないじゃん。
期待してるよ、日下部先生
