記憶の書き換え

呪術廻戦は時系列が複雑で、ストーリーを追う途中、コミックスをさかのぼって読み返すことが何度もある。いつか自分なりに時系列や全体図をまとめてみたいと思っていた。一緒に話せる仲間がいれば、そんなことも考えず、案外それで満足していたかも知れない。が、私の場合は常にひとり。想いをぶちまける場所としてブログを始めたのを機に、せっかくなので物語のタイムラインも載せられたらと考えた。

誰に頼まれたわけでもない。好きでやっていることだから、作業自体はすごく楽しい。けれども仕事と通勤、家事の合間にブログを書き、週末の可能な限りの時間を使いコミックスや関連本をめくり返すのは、想像以上に大変だった。

遅々として進まない作業に半ばイラつきながら、気づいたことが一つある。それは私の記憶がかなり間違っているということだ。コミックスの欄外やオマケのページのどこかにあったはずの情報が、どこにも見当たらない。探していたシーンが思っていたのとは全く別のページにあり、前後の繋がりやセリフも私の記憶とは違っていたことに愕然としたこともある。私の記憶力はここまで落ちてしまったのか。

多分それは歳のせいじゃない。人の記憶は変容していくものだと聞いたことがある。思い出すたびに再構成され、その過程で変化したり書き換えられたりしていくのだと、さっきAIも教えてくれた。あれだけ読み返していても、こんなにも変わってしまうのか、記憶ってやつは。となると、私がキャラクターや作品自体に抱いている印象も、誤った記憶に導かれていたものである可能性もある。時系列を整理する前に、今一度物語をじっくりと読み返し、呪術廻戦という作品を見直してみるのに良い時期なのかも知れない。

好きと言える幸せ

頭痛持ちだ。
学生時代は勉強のしすぎだとか(ない)目が悪くなったからだとか姿勢が悪いからだとかいろいろ言われたけど、最終的には頭痛薬に頼るしかなかった。

低気圧が頭痛の原因の一つだとされるようになったのは、ここ数年のことだろうか。言われてみれば思い当たる節がいっぱいある。頭が痛くなるのは雨が降る前日が多い。かと言ってすべての雨に当てはまるわけでもないが、雨好きの私としては認めたくはないところではある。

最近は夜中に何度も目が覚める。年のせいだと言ってしまえばそれまでだが、1時間ごととなるとさすがに病的なものじゃないかと疑う。翌日は極度の寝不足で、当然頭痛薬のお世話になる。

一昨日もそうだった。最近薬を飲む頻度が増しており、できるだけ我慢するようにしていても、昨日はとても無理だった。薬を握りしめて水を飲みに行く。
「頭痛くて我慢できへん」
そう愚痴ると、頷く仲間の多いこと。
「やっぱりね」
「私もさっき薬飲んだ」
「頭痛すぎて手がしびれてきたわ」

そうか。夜中に異常なくらい目が覚めるのは、いわゆる”気象病”のせいなのかもしれない。原因と思われるものがわかって嬉しいやら悲しいやら。でも、実は仕事場で頭痛薬を飲む時に、思わず頬がゆるんでしまう密かな楽しみがあるのだ。それは薬を持ち歩いている缶にある。私の呪術廻戦好きを知った仕事仲間がくれたもので、一瞬「これ悟か?」と思ったのだが、今では頭痛薬を飲む時の癒しにもなっている。

呪術廻戦にハマってから約2年という短期間に、自分でも驚くほどの関連グッズを集めた。基本的に原画を使っていることにこだわっている。アニメやそれ以外の物もあるにはあるが、私なりの美的基準みたいものがあり、それに従って集めてきた。

だけどね、私の呪術好きが広まるに連れ、いろんな人がいろんなものを持ってきてくれるようになったの。出かけるたびにガチャ回して、見たこともないようなグッズをくれる人もいる。私のななみんファイルを見て「私も好き!」から会話が弾み、これまたいろんな呪術グッズを手渡してくれた人もいた。他にもいろんな人からたくさんの物を頂いた。その多くは私の美的基準からは外れたもの、中には「マジどちら様ですか?」ってのもあるんだけど、うれしいの。好きだってこと知っただけで、あまり話したことない人まで、わざわざ持ってきてくれるなんてことあるんだって。世の中まだ捨てたもんじゃないって思えた。

マンガ好きとかアニメ好きとか大っぴらに言えない時があった。今は「呪術廻戦が好きなのよ」って大きな声で言える。そうして集まった物に囲まれ、小さな幸せを噛みしめながら毎日を生きている。

はじめの一歩

十数年ぶりにパソコンとプリンターを買うことから始まり、レンタルサーバーを借り「初心者にも簡単にサイトができる」WordPressもインストールし、あとは投稿するだけのはずだった。

だが、お助けサイトやAIのくれる情報だけでは次々と起こるトラブルに対処できず、ようやく超入門のマニュアル本をいくつか購入した時には私もサイトも崩壊寸前。
公開前にすべきだった設定もすっ飛ばし、やるべきことがほとんどできていないという無能ぶりに、誰よりも自分自身が落胆した。

サイトの体裁も整っていない。
コンテンツすら揃っていない。
それでも今、ここに初めての投稿をする。
どんな風に表示されるのか、そもそも本当に投稿できるのかすら疑いながらではあるが、とにかくこれが私の第一歩だ。

Happy Birthday , yujiokan.com !