記憶の書き換え

呪術廻戦は時系列が複雑で、ストーリーを追う途中、コミックスをさかのぼって読み返すことが何度もある。いつか自分なりに時系列や全体図をまとめてみたいと思っていた。一緒に話せる仲間がいれば、そんなことも考えず、案外それで満足していたかも知れない。が、私の場合は常にひとり。想いをぶちまける場所としてブログを始めたのを機に、せっかくなので物語のタイムラインも載せられたらと考えた。

誰に頼まれたわけでもない。好きでやっていることだから、作業自体はすごく楽しい。けれども仕事と通勤、家事の合間にブログを書き、週末の可能な限りの時間を使いコミックスや関連本をめくり返すのは、想像以上に大変だった。

遅々として進まない作業に半ばイラつきながら、気づいたことが一つある。それは私の記憶がかなり間違っているということだ。コミックスの欄外やオマケのページのどこかにあったはずの情報が、どこにも見当たらない。探していたシーンが思っていたのとは全く別のページにあり、前後の繋がりやセリフも私の記憶とは違っていたことに愕然としたこともある。私の記憶力はここまで落ちてしまったのか。

多分それは歳のせいじゃない。人の記憶は変容していくものだと聞いたことがある。思い出すたびに再構成され、その過程で変化したり書き換えられたりしていくのだと、さっきAIも教えてくれた。あれだけ読み返していても、こんなにも変わってしまうのか、記憶ってやつは。となると、私がキャラクターや作品自体に抱いている印象も、誤った記憶に導かれていたものである可能性もある。時系列を整理する前に、今一度物語をじっくりと読み返し、呪術廻戦という作品を見直してみるのに良い時期なのかも知れない。

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