呪術廻戦の主人公

はじめに…
今、2025年10月25日です。
昨日久しぶりに音楽でも聴こうと思ってYouTubeを開き、思いっきり後悔しました。呪術と私の心が日に日に乖離していく感覚はもはや止められませんが、投稿は続けます。それではいつものようにここから。


呪術廻戦の主人公は虎杖悠仁です。

そのはずなんだけど、ずっとモヤモヤしてるんだ。

何の知識もなくアニメに途中参戦した当初から、何て華のない主人公なんだろうって思ってた。そもそも全然タイプじゃない。髪はピンクで赤いフードの制服。何じゃこりゃ?
私自身が根暗で考え込みやすい性格なので、根明で思ったことを素直に言える悠仁みたいなタイプは敬遠してきた。でもそれは羨ましさの裏返しでもあったんだよね。

個人的な好き嫌いは置いといて、人間離れした身体能力(かなり離れすぎだけど)を持っている以外、虎杖悠仁はごくごく平凡な高校生だった。勉強ができるわけでもなく恵まれた環境で育ったわけでもない。こういう場合、物語が進むにつれ主人公が成長し強くなっていくもんだと勝手に決め込んでいた。

ところがどうだ。いくら待っても彼はさほど強くもならず、まわりはそれぞれの術式を駆使、領域展開までする者もいる中、ほぼ拳一つで戦っている。地獄への入り口渋谷事変に至っては、地べたを這いずり、すべては自分のせいだと自らを責めるばかり。ちょっと待て。あんたが一体どんな悪さをしたっていうのさ。私のDNAに組み込まれた判官びいきが一気に炸裂した。この時からさ、私が悠仁のオカンになったのは。

放り出しそうになりながらも執念でストーリーにしがみつく。そこに突如降臨したのが乙骨憂太だ。

彼のことはもちろん知っていた。コミックス0も読んだし、映画もリアルタイムでこそ間に合わなかったものの、配信で後追いした。現在の0が別名で先に世に出ていたことも知っている。だけどさ、本誌での連載が決まった時、最終的に虎杖悠仁を主人公として選んだわけでしょ。なのに何故ここにきて急に二人を並べ立て始めたのか。「虎杖&乙骨の新旧主人公シール‼」ってのを本誌で見かけた時には愕然としたわ。呪術廻戦の主人公はいつの間に二人になったんだ?

そうだよね。実際、渋谷事変以降は乙骨が主人公と言っても過言じゃない。新旧で言うならむしろ虎杖がで乙骨がかつメインだ。0からいきなり復活し、鮮やかに、見事なまでにすべてをかっさらって行った。その一方、悠仁の影の薄いこと。最終的には宿儺を倒したってことにはなるんだろうが、あれって悠仁一人の力でもないし、正直なところ何がどうなったんだかよくわかんないんだよね。

結局悠仁は何をしたんだ?
強くはなったのか?
それとも彼はただの狂言回しだったってことなの?

いや。そんなことあってたまるか。
最強になろうなんて高望みはしない。華なんてなくてもいい。泥臭くてもいい。どんな形であれ呪術廻戦をここまで引っ張ってきたのは虎杖悠仁なんだもの。ちっぽけな歯車の一つに過ぎなかったかも知れないけど、人を救うため、仲間のため、真っ正直にただひたすらに戦う。そんな主人公がいてもいいいよね。

五条悟の跡なんて引き継ぐ必要もない。そもそもそんな柄じゃない。虎杖悠仁はきっとあの後も、一介の呪術師として、地に足つけて体張ってがんばったんだと思うよ。案外呪術高専の先生とかも合ってたかもね。どんな生き方をしたにせよ、最後はたくさんの仲間に囲まれて、悟やななみんやジイちゃんたちのところへ笑って旅だったんだと信じてる。そしてオカンはそんなあなたを誇りに思います。だから最後にもう一回だけ言わせて。

呪術廻戦の主人公は虎杖悠仁です。

あー、オカンちょっとだけスッキリしたわ。ありがとね、悠仁。